解散後にファンになった方はこんなふうに思ったのでは?私は幼かったので、ファンでもライブに行けなかったんです。なので、会えてうれしい、と。しかし記念すべき運命のツアー初日!心臓が破裂しそうでした。
会場に入っていきなり真っ赤な緞帳…そう、ユニコーンつったら緞帳!真っ赤なイラスト入りの緞帳かっこよかったです。写真撮影OKだそうで、みんなバッシバシ撮影してました。私もバッシバシ撮りまんた。
会場がおしてた代わりに開演はわりと早め。難民キャンプのような会場にブザーが響いたときはみんなうろたえてました。


上にみえるツアータイトルのとこが電光掲示板

いよいよ、BGMがやみ、演奏がはじまるのですが…緞帳は降りたまま、ライトだけがメンバーの影を映し出すというニクい演出。最初の「ひまわり」のイントロが流れたとき、周りにいた人たちはぼろぼろないていました。私もですが
そしてやっと、オルガンのメロディーにドラムとベースとギターが入ったとき、緞帳が落ちて、待望のご対面です。セットは至ってシンプル。民生の立ち位置の前に丸いお立ち台が置いてあるのと、Ucのロゴの入った歯車が上に吊るされていました。歯車、動き出したってことなんでしょうか。ニクイです。

感動の再会の流れのまま、「スカイハイ」へ。アルバムと同じ流れで、そしてまたちょっとジンワリ系なので、涙もまだ止まらない人も多そう。私はなんだか夢心地で、涙はいつの間にかとまってました。

すっかりシャンブルの世界にとりこまれた会場に、一変して聞き慣れたイントロが…。身軽な民生!なんとハンドマイク。何年ぶりでしょう、彼のハンドマイクは。「おかしな二人」が始まったときの会場の沸き様はすごかったです。そして昔とかわらず、ゆっくりうろうろしながら歌う民生。なんとも貴重なものでした。『まわる〜まわる〜』の時の指のくるくる、覚えてるもんですね!
と、思いきや、曲が終わるやいなやお立ち台にEBI君が。スタンドマイクを前に、指揮みたいなポーズで「ボルボレロ」のはじまり。サビを歌いながら移動して、阿部くんのキーボードの前に立つと、なぜかマイクを持った左腕を上げたままピアノソロ。上手くできてますね!さすがです。最後の締めも、指揮者みたいにピッと終わらせてました。

EBI、民生、テッシーの3人が真ん中にあつまって、楽器を寄せ合っているのを見てなにが始まるんだろう?とわくわくしていたら、「ペケペケ」でした。ふっとびました。みんなふっとんだと思います。バックモニターにEBI君が映し出された時の黄色い声も、昔と変わらない。民生パートになるとバックモニターに「明日」と表示される演出には笑いました。昔はこういうモニターもなかったので、今はこういう使い方で楽しませてくれるのかと思うとこのあとの演出にもさらに期待が高まるってもんです。

その演出、そのあとの「素浪人ファーストアウト」で遺憾なく発揮されてました。まさかの選曲もあったんですけど、この曲ではバックモニターに昔のコスプレ画像が使われているんです。みんなで侍のかっこしたやつ。それが歌詞に合わせて、倒れたり歩いたり増えたり増えたりするんですけど、各メンバーの家紋みたいなのが一緒に流れてて、結構面白いんですよ。それを、最初阿部君やEBI君やテッシーがずっと後ろのそれをみてて(演奏もないですので)なんかしゃべってたらしく、民生が歌いながら「ちょっと、ちょっとうるさいよ!」っと言っていたのに笑ってしまった。みんなもまだあんまり見てないからですかねえ…さすが初日。

アツイ流れをそのままに、今度はテッシーがお立ち台に上がって「オッサンマーチ」を披露。バックモニターの遊びもたくさんありました。コーラスとかも出るので、コーラス好きな私にはたまらない!そんでやっぱり「いさむのオッサ〜ン」だったので笑いました。笑ってばっかりです

どんどんきます。次は「キミトデカケタ」。オッサンマーチを叩き終えてすぐに川西さんがドラムセットから降りて来たので、その瞬間遂にきた!と思いました。ピコピコしたリズムにのって、インベーダーゲームのインベーダーみたいな川西さんがものすごい量でモニターに流れるのをバックに、川西さんが歌う…歌う…そしてそのまま「ロック幸せ」!いそいでテッシーのとこに向かってました。歌いながら次はEBI君の周りを3回くらい周り、阿部君ところへ行き、民生のところへ行き、うろうろしてます。この曲ってライブだとパターンが変わるんですよね。サビを2回繰り返すんですが、最初のサビが終わったときに急にマリオになったんです。
ポルナレフっぽく言うと、「あ…ありのまま今起こった事を話すぜ!『川西さんはロック幸せを歌っていたがいつのまにかマリオになっていた』な…何を言ってるのかわからねーと思うがおれも何をされたのかわからなかった…」
川西さんがジャンプをすると、その音がマリオのジャンプの「ピヨ〜ン」って音になるんです。っていうか民生がしてるんですね。それで、川西さんはピヨピヨジャンプをしながらハケていってしまいました。その流れのままスーパーマリオのテーマに。あれ?パフュームっていうよりは、トンガリキッズ?バックモニターには川西マリオがジャンプしたり敵をつぶしたりしてます。ハテナブロックを壊すと、中から4匹またマリオが出てきました。顔は民生の描いたイラストになってます。それをニコニコして見ていたら突然EBI君の犬雄叫び!!「君達は天使」だ!!うそ!と思ったら下手から川西さんがハンドマイク片手に走ってくる!元気だ!!こんなやり方は舞監なき戦いのときのユニコーン・メドレー冒頭のMaybe blueを思い出します。君達は天使は一瞬の間に、ロック幸せに戻ったのでした。
ちなみに、ロック幸せのときにバックモニターにコーラスをしてる4人が映るんですが、メンバーの顔の位置に合わせて吹き出しがでて、「ワワッ」「ワワッ」って言ってるのがかわいかったです。

これまでの流れが濃すぎて、ホーッとなっているところでしたが、お立ち台にイスが用意され、民生がベースを持ってます。おや?と思ったらジットリ暗〜い「AUTUMN LEAVES」になります…証明も暗く、ちょっとだけデジタルっぽい黄緑の光がチラホラと差してます。銅鑼はテッシーの役。本当に暗いんです。さっきまで明るいおかしなステージをやってたバンドだとは到底思えない、突然の陰鬱ステージ。座ってハンドマイクで歌うEBI君にウットリしていた人もいましたが、私は逆で、最初は笑いをこらえながら見てました。銅鑼、もっと激しくてもいいかな?と思った。
バックモニタはずっと黒かったんですが、曲が進むにつれてキミドリの、葉脈のような脈々しいものが徐々に現れていくのが綺麗でしたよ。こんなにくるくる変わるバンドもそういないなと思いました。それにその都度引き込まれてしまいます。

だいたい、持ってる楽器やつまびいた音なんかで、次なにやるかだいたい予想がつくんですけど、この「デーゲーム」はほんとに始まるまでわからなかった。意外な感じでもあったし、不思議だった。それこそさっきの曲があれなので余計に…。でもすごく素敵だった。へんなバンドだ。
次の「最後の日」は、新しいアルバムの中でも一番聞きたかった曲なので嬉しかった!阿部君はアコーディオン弾いてます。阿部君は職人さんだ!

そしてまたテクノっぽいムードになります。ハハーンあれかと思ったらやっぱりあれでした「PTA」。銀ちゃんの役はEBI君(そっくり)、原田さんの役は阿部君。ほどよく進むのですが…そのうち、リズム隊二人がハケていく。ただでは終わらさない気なんだ…と予感は的中、なぜか突然ラッパー(?)の格好をして飛び出してくるリズム隊二人。ペイントプリントのパーカを着て、フードもかぶり、白いリュックをしょった変わったいでたちで、「YO!YO!」としきりに言っている。どうやらPTAの歌詞の一部をラップにしたらしいが、めちゃめちゃだ。特に川西さんがめちゃめちゃだ。自由すぎて何言ってるかわからない。YO!しか聞き取れない。さらに二人は左右にわかれ、ステージのはしっこでリュックから何やら取り出して客席にまきはじめる。ツアーグッズだ…。エコバッグやTシャツやタオルなんかをポンポン投げている。サービス精神旺盛なのはいいけど、何が何やらシュールすぎる演出だ…。やがてグッズをまきおえた二人はステージ中央にもどり、ZOOみたいな振り付けでキメてハケていった。シュールな時間だった…。今時あんなラッパーもいないと思います。
PTA、最後は電光掲示板に歌詞がでて、一体感のあるステージになりました。全体的にすこし懐かしいノリでした。

さあ、民生がカウベルを持ったぞー、と思ってワクワクしてたから次は「WAO!」で当たりなんですけど、本当にとにかくもう楽しかった。ライブにピッタリだーっ!テッシーのライトハンドのときには、「GO!テッシーGO!」の文字が出る。ぴょんぴょん飛び跳ねてとにかく楽しい。

そしてシャンブルの曲がちょっと並ぶ。「BLACKTIGER」、「R&R IS NO DEAD」、「サラウンド」。BLACKTIGERは、EBI君が後半ちょっとつらそうでした。わんこのカウントもしないといけないので余計にね。でもなんとか持ちこたえた。ツアーが進むにつれてこういうところはどうなっていくんだろう?1ヶ月後の見所にします。R&R NO IS DEADは、とにかくすっごい演奏が!阿部君と川西さんがとくに見所でしょうか。まさにマグマのドラミング。ほんとにかっこいいんです。サラウンドは最近やたらと好きで、旅路に合う曲ですね。開放感があって、そこがツアー会場だということも忘れちゃいました。まじでまじで

さて、MCを忘れてました。
冒頭で民生が「山形初日ということで、阿部さんから一言」とフリがあり、阿部くんは「そっちの方(客席)見ると泣けてきそうなので、極力見ないでやります」と。
いつものように年齢いじりもありましたが、民生からは「もういじりたくもないです」と言われる始末。そんで、いつも民生は言うんですよMCのときに、もういっぱいいっぱいだみたいな話をして、そんで「まあ、でももう次の曲で終わりですからね」って。うそをつくんですよ。いい加減なことを。このあとの大迷惑の時も言ってました。
「大迷惑」きました。恒例の特効もあり!!ドカーンッてきました。大迷惑はやっぱこれですよ!川西さんはもう50なので、ショック死とかしてしまわないか心配です。でも誰よりも元気なので心配ないと思います。変わらない!これまたハンドマイクで歌ってるんですけど、嬉しさと懐かしさがこみあげてきます。この年になってもまだやるか!すっごいです。
そして続けざまの「ヒゲとボイン」、全然最後じゃないじゃないか!と思いつつ、今度はシュパーッと銀テープが降ってきました。ううっ届かない…わりと前のほうだけに集中。いいなーほしいなーと思いつつゲットできなかったので、今度見に行くときにつかまえたいと思います。この銀テープ、ブログでも紹介されてましたね。ロゴ入りなのね。最近こういうのみんなやってるみたいね。ユニコーンもやってくれてうれしいよ!
そして「車も電話もないけれど」。正直言ってこれがきたのは意外でした。ベストアルバムに入るからかな?デーゲームといい、やっと気がつきました。おそかったです。バックモニターにはUcマークのついた黒船が大砲をドカンドカンしてます。
そして「HELLO」。聞きたかったんです。証明がすごくかっこいい!この日一番かっこよかったのは、これです。まさしく。ピアノも、ドラムも、すんげーかっこいい!証明も!真っ白な光が曲に合わせてフラッシュしました。演奏とあっていて、胸につきささるライブでした…圧倒されて、純粋に曲と演奏のすばらしさで泣いた。そして、あー、本編きっとこれで終わっちゃうな、って思ってたら本当にそうだった。さみしい…

みなさん、ほとんど座らず間髪いれずにアンコール。私もアンコール。まだまだ満足しきれていませんね。ライブの出来に関わらず、16年間の間待っていた我々の心はもっともっとなのですね。
そして案外早く出て来てくれたメンバー!なんと衣装がやっさん!暑そう!
期待していた「人生は上々だ」やってくれました。阿部ショー!スタンドマイクさばきも衰えていません。
「再びはじめたわけだが、今度は死ぬまでやろうと思う」という阿部君の言葉に沸く会場。しかし「やってほしかったらやってと言え!」すかさず「やってー!」と返す会場。が、さらにしかし「いやらしいな!『して』でもいいんだぞ」「してー!」さすがにファンも全然狼狽えないですね。間髪入れなさすぎ。テンポよすぎ。でも、素直に嬉しかったです。
阿部ショーは続きます。CSAをやる…雰囲気だったんですが、CSAはもうありません。今の事務所はSMA(の中のHIT&RUN)。というわけで、歌詞をSMAの住所に変えて歌います。昔とかわらな〜い。客席にも、メンバー一人一人にも練習させる。「EBI君はわすれんぼうだからなあ!」と、まずはEBI君から。なぜか右手のこぶしをブルブルふりながらたっかい声で「SMA!」と叫ぶので、あとからやるメンバーもまねして全員右手をぶるぶるしながら「SMA!」と叫んでました。川西さんの「SMA!」が男らしくてステキでした。
阿部君は16年間のブランクがあるのと、まだ初日なので、を言い訳に、やっぱりスベリたおしてました。
そして人生は上々だでしめくくるとハケていきます。まだまだ!アンコールは終わりません!

そして最後のアンコール。こたえて出て来てくれたメンバーは、今度はおそろいのツアーTを着てやってきました。楽しみだけど、なんとなくさみしい…そして演奏されたのは、「すばらしい日々」。
解散してから、この曲を嬉しいと思って聞いたことってあんまりありませんでした。最後の曲のイメージが強すぎて、OTソロでやってもらっても、嬉しい反面、もういなくなったユニコーンのことを考えて寂しくなってしまってました。今回も、ライブの締めくくりという意味ではさよならの曲ですが、それでもこんなにこの曲を、嬉しく聞けたのは初めてかもしれません。すごくニコニコして聞くことができた。
聞き慣れた、民生の「ありがとーっ、さよならーっ」で、曲は終わり、メンバーがあつまって記念撮影をして、いなくなりました。うーん、すごーくよかった!今まで見て来たどんなライブの中よりも、嬉しくて楽しくて心に残るライブでした。絶対に忘れないぞ!本当によかった!
是非!これから行くみなさんも、同じ気持ちで楽しめることをねがってます!また、一緒に楽しんでください!ユニコーンさいこう!




01. ひまわり
02. スカイハイ
03. おかしな二人
04. ボルボレロ
05. ペケペケ
06. 素浪人ファーストアウト
07. オッサンマーチ
08. キミトデカケタ
09. ロック幸せ
10. AUTUMN LEAVES
11. デーゲーム
12. 最後の日
13. PTA〜光のネットワーク〜
14. WAO!
15. BLACKTIGER
16. R&R IS NO DEAD
17. サラウンド
18. 大迷惑
19. ヒゲとボイン
20. 車も電話もないけれど
21. HELLO

アンコール1
人生は上々だ〜CSA(SMA)〜人生は上々だ

アンコール2
すばらしい日々


雪がこんなにつもってるの初めてみました。きれいでしたー。市内は雪、あんまりなかったですけどね。溶かされてた。